通訳案内士2次試験対策〜和文英訳に備える5つのコツ

通訳案内士

2019年度の通訳案内士試験の2次試験対策で、和文英訳の勉強をどうやったらいいか、けっこう困りました。

通訳案内士の試験自体がマイナーで、問題集も少なく、ネットでの情報もあまりないですよね。

私は1次は資格を使って英語の試験は免除申請したため、英語の勉強は1次が終わった9月からようやく始めました。

本当は1年をかけて準備すればいいのですが、差し迫らないと動き出さない怠け者で、1次がパスしそうな感触を得て、やっと2次の準備を始めました。

プレゼンテーションの対策については以前の記事に書きました。

今回は、和文英訳の対策についてです。

9月から10月いっぱいはプレゼンテーションの対策に集中したので、和文英訳については実質1ヶ月くらいの準備期間でした。

日本語を英語に訳すことに苦手意識があったので後回しにしたのもありますし、どうやって対策すれば良いかわからなかったのもあります。

プレゼンはオンライン英会話スクールで毎日原稿を書いて練習できましたが、和文英訳については、オンライン講師は日本語ができないし、試験に適した文章を準備してもらうこともできません。

ネットには練習できるようなコンテンツがほとんどありませんでした。

そんな中、やりながら見つけた方法が以下の5つです。

和文英訳のコツ

① まずは日本語を再現する練習から

② 7、8割訳せればOK!細かい言い回しは気にしない

③ 英訳は自分の言葉で

④ 同時通訳の技術は必要ない

⑤ 回数を重ねるごとにコツが掴めてできるように

私はESDICが開催した2日間セミナーで、2次試験の概要を把握し、その時購入した「英語2次セミナーテキスト」の中の和文英訳問題を使って、練習をしました。

① まずは日本語を再現する練習から

まずは、子供たちに協力してもらって、「英語で日本紹介ハンドブック」などから抜粋して日本語の文章をゆっくり目に読んでもらい、まずは日本語で書き取る練習をしました。

日本語で書き取るだけでも、なれるまではなかなかうまくできませんでした。

② 7、8割訳せればOK!細かい言い回しは気にしない

完璧に文章を書き取ろうとすると全然できないので、キーワードだけ書き取って、おおよその意味を自分の言葉で表現できればOKとしました。

7、8割を目指して練習すると、そのうち大まかに日本語で再現できるとようになりました。

③ 英訳は自分の言葉で

それから、「英語2次セミナーテキスト」の和文英訳の練習問題を、また子供たちにゆっくり読んでもらって、それを英語に訳す練習をしました。

メモは日本語でキーワードを書き取り、大意は覚えて自分の知っている言葉で英語に訳す練習です。

最初はグダグダだったのですが、そのうち力が抜けて、子供たちが「8割は訳せてるよ。」とか「今のはほとんど完璧だよ」などと励ましてくれたので、少しずつ自信がついていきました。

毎日3、4問を読んでもらって訳しました。そして、英訳の模範解答を見ながら自分の言葉で言い直して何度か練習しました。

④ 同時通訳の技術は必要ない

セミナーなどで、同時通訳の技術として、略語を使って省略しながらメモを書き取る練習も教えられたりしました。「あります」「たくさんの」「国立の」「近年」「増える」「減る」などなど、さまざまな記号を使った略語があります。

でも、短い期間でそれを覚えて使いこなすのも大変だし、何よりそういう小さな表現まで気にすると大事なところを書き留められなかったりするので、使わないほうがいいと思います。

数字、地名、キーワードなど、大事なことだけメモし、後は話の大きな流れをしっかり記憶する練習をします。

⑤ 回数を重ねるごとにコツが掴めてできるように

とにかく、数をこなすほど慣れてきて、自分なりのメモの取り方もでき、メモをとりながら話の概要も記憶する余裕も出てくるようになります。

なるべくたくさんの練習の機会を持つことが大事です。

12月の試験前にESDICの個人模擬面接を受けたのですが、高く評価してもらえてちょっと驚きました。

練習よりずっと簡単な内容で、ゆっくり日本語問題を読んでくれたので、そのせいだと思ったのですが、本番でもかなりゆっくりで文章も簡単に感じたので、難しめの内容を練習していたのも良かったのかもしれません。

多分、思っているほど正確さは必要ないと思います。

緊張しないで、言われた内容の大事なポイントを押さえ、聞き取りやすい英語で言えればいいんだと思います。

私の場合、家族に協力してもらえたことはとても助かりました。

そういう協力が頼めない人も練習できるように、練習問題を用意したいと思います。

数日前に初めて知ったのですが、stand.fm という音声配信サービスがあります。

誰でも簡単に音声配信をスタートできるみたいです。

このサービスを使えば、練習用の日本語問題と英訳の読み上げを簡単に配信できそうです。

昨年のこの時期にそんなコンテンツがあったらなあと思ったので、役に立ててもらえたら嬉しいです。

独学で通訳案内士試験の2次試験対策がしたい人、ぜひ、聞いてみてください。

ちなみに、留学経験もなく日本人らしい発音ですが、聞き取りやすいよう頑張って録音します。

Stand.fmのリンク↓

通訳案内士2次試験 和文英訳の練習問題その1です - かめっぽのゆるゆるEnglish | stand.fm
通訳案内士2次試験の和文英訳英訳パートに備えて、練習問題を毎日コツコツとこなしていきましょう。 今日の練習問題の日本語文と英訳の例 (1) 箱根は東京からのアクセスが良く、国内外からの観光客に大変人気があります。温泉だけではなく、芦ノ湖遊覧、森林浴、ロープウェーといったアクティビティ...

配信した練習問題と解答例

(1)箱根は東京からのアクセスが良く、国内外からの観光客に大変人気があります。温泉だけではなく、芦ノ湖遊覧、森林浴、ロープウェーといったアクティビティも楽しめます。箱根は富士山の美しい眺望や自然も魅力の1つとなっています。

Hakone is accessible from Tokyo. It’s very popular among tourists from home and abroad. 

You can enjoy hot springs and other various activities such as Ashino Lake cruise ship, relaxing time in the forest and ropeways or cable cars.

The beautiful view of Mt. Fuji and the nature is also one of the attractions of Hakone.

(2)寿司の起源は、意外にも東南アジアとの説があります。平安時代に日本に伝わったとされ、当初は、魚の保存法としての意味合いが強かったようです。江戸時代には、屋台が提供するファストフードでした。新鮮な魚介類、海苔、油揚げなどの具材が使われ、地方ごとに特色があります。

Surprisingly, there is a theory that sushi originated in Southeast Asia.

It is said that sushi was introduced into Japan during the Heian Period and was originally made mainly to preserve fish.

During the Edo period, sushi was served in yatai, or street stalls, as an early form of fast food.

Ingredients of sushi varies from fresh sea food, nori, or dried seaweed, to aburaage, or fried tofu, and each region has unique characteristics of sushi.

プレゼンテーションの準備が和文英訳に役立つ

プレゼンテーションの原稿をできるだけたくさん自分で書くと良いと思います。

書いて音読しているうちに、日本事象を表す言葉を覚え、和文英訳の時に言葉に迷わず訳す力をつけることにつながります。

逐次通訳と言っても、日本の文化について説明する文章が問題になるのですから、さまざまな事柄についてプレゼンができるようになっていれば、英訳はそれほど難しくはないはずです。

試験の時に焦って頭が真っ白になってしまわないように、練習をたくさんして自信を持って臨んでほしいと思います。

試験まで諦めず、頑張ってください。応援しています!

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