11月も終わろうとしています。
少し間が空いてしまいましたが、通訳案内士の2次試験を受けるみなさんは、準備も佳境に入っているのではないでしょうか。
今回も和文英訳の練習問題を2題用意してみました。
日本語のメモを取るのは慣れてきたでしょうか。まだ時間があるので、自分なりのメモの取り方を工夫してみてください。メモはキーワードだけにとどめ、なるべく日本語の大きな意味を記憶する練習をしてみましょう。
今回は東京で必ず感動される観光スポットと、最近海外からの観光客に低予算で泊まれる宿として人気の宿泊施設についてを問題にしました。
<今日のスクリプト>
(1)明治神宮は東京で1番大きな神社です。明治神宮には明治天皇と昭憲皇太后が祀られています。明治天皇は、1868年の明治維新以降、日本の近代化を進めました。明治神宮の建物にはヒノキが使われ、伝統的な神道の建築様式で建てられています。都会の喧騒の中にあって、特別な休息の場にもなっています。
Meiji Shrine is the largest Shinto shrine in Tokyo. This shrine is dedicated to Emperor Meiji and Empress Shoken. They oversaw Japan’s entry into the modern world following the Meiji Restoration of 1868. The shrine buildings are made of Japanese cypress and built in a classic Shinto architectural style. It is a special oasis in the midst of all the hustle and bustle of the big city.
(2)カプセルホテルは、日本の宿泊施設の種類の一つで、蜂の巣のような非常に小さな部屋からなります。最近は安価でも清潔でおしゃれなカプセルホテルもあります。それぞれの個室に寝巻きやライト、目覚まし時計、テレビが備え付けられています。しかし、部屋にはトイレがないので、用を足したい時は共用部までわざわざいかなければなりません。
“Capsule hotels” are one of the lodging facilities in Japan. They consist of honeycomb-like very small rooms. These days capsule hotels are clean and stylish, although their rates are low. Things such as bedcloth, light, alarm clock and small TV are equipped in each capsule. However, there is no bathroom in a room so when you would like to go to a bathroom, you need to go all the way to the communal area.
祀る dedicated to
明治維新 Meiji Restoration
ヒノキ Japanese cypress
都会の喧騒 the hustle and bustle of a city
宿泊施設 lodging facilities, accommodation
共用部 communal area
お疲れさまでした。いかがでしたか。
自分の知っている言葉で自信を持って訳せるよう、練習を重ねてください。
本番では、焦らなければなんとかなります。内心焦っていても笑顔で英訳をする余裕は、練習を重ねることで習得できます。
がんばりましょう!
では、また次回お会いしましょう。
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